Powered By Blogger

2011年7月31日日曜日

福島の牛肉

美味しく食べてますよ。


放射性セシウムを含むということで出荷停止なんだってね。じゃ、放射性カリウムはどうなのかね?自然界に存在するカリウム(K)のウチ、0・01%は放射性なんだって。一般的な成人男性が体内に取り込んでいるカリウム量から放射線量を計算すると4000Bqになるそうです。ちなみに、写真は、福島牛のモモステーキ120g。美味しゅうございました。

情報の価値

昨日、仕事で白河に行ってきました。アポイントの時間まで少し間があったので休憩かたがたセブンイレブンに寄りました。買い物を終えて車に戻ると、なにやら看板が目に入りました。ワイン屋さんのようです。白河市は人口65,000人弱の地方都市。そんなまちの更に裏路地でワイン屋なんて繁盛するのでしょうか?




ワインを買うだけであれば、ネットでもいいでしょうし、量販店でもいい。ましてこのお店には“特別な(ハウスワインのような)”ものがあるわけでもない。

このお店でワインを買うメリットは何なのでしょう?それはズバリ「情報」です。このお店のご主人(娘さんも)は、田崎慎也氏に師事してワインを学ばれたのだそうです。私がお伺いした際も、私の「サッパリとした白ワイン」という要望に対して、料理や、趣向を聞きワインを選んでくれました。更に、ぶどうの写真やフランスの地図を示しながら、そのワインの背景を丁寧に教えてくれたのです。

正直、ここまで期待していなかったので、満足度は大です。

私は、昨今の消費行動が、二極化しているのではと思っています。安かろう悪かろうの大量消費と、イイもの・確かなものを手にしたいという消費行為とに分かれるのでしょう。前者は、テレビなどのマスメディアからの情報で十分でしょうが、後者は専門的な情報を欲するでしょう。

この専門的な情報が価値を生む時代になったのだと思います。コンサルティングやアドバイスといった一昔前ではサービスだと考えられていた部分が付加価値になってきたのです。

そうなると、付加価値を生む情報の発信者の経歴や専門分野をいかにユーザーに伝えるかが重要になるでしょうし、受手も、その人が本物かどうかを見極める目が必要になってきます。

などと、小難しいことを考えてしまいましたが、2009年のシャブリをいつ飲もうかと楽しみにしている今日このごろです。


2011年7月28日木曜日

携帯電話と住宅ローン

先日、某SNSに「携帯電話料金の滞納が住宅ローンの審査に影響するか?」という質問がありました。なかなか面白い視点です。
今から10年ほど前、携帯電話が普及し始めた頃は、「申込書の電話番号欄に携帯電話の番号を書くと、審査の通りが悪い。」というのが言われていました。このことについて、ある銀行マンに聞いたことがあります。本当にそうなのかと。曰く「固定電話の電話権は資産という見方ができます。また、携帯だけだといつどうなるか分からないので。」ということでした。時代は変わり、光電話などの普及により電話権は紙切れ同然。各種の事件を経て携帯電話の信用もアップしました。現在では、携帯電話だからダメ!というのは当てはまりません。





さて本題。「携帯電話料金の滞納が住宅ローンの審査に影響するか?」ということですが、端的に言って影響しません。クレジットカードなんかも、振込みを忘れていて督促のハガキで支払うみたいなことを数回やっても関係ありません。逆に、ちゃんと支払っていても、リボ払いとか、たくさんカードを持っているという場合は、返済比率(年収に対する返済額の割合)の面から審査が通らないことがあります。ただ、滞納すること事態は良いことではありません。1か月分が払えない人は、2ヶ月まとめてなんて払えないのです。ウッカリチャッカリは気をつけましょう。

2011年7月23日土曜日

土用について


一昨日、7月21日は「土用の丑の日」でした。今年は、8月7日迄が夏の土用なので、8月2日に弐の丑があります。一昨日は寒かったんで、鰻屋さんも挽回ってとこでしょうか。

さて、土用ってなんでしょう?平成23年神宮館家庭暦によると、「一年の春・夏・秋・冬それぞれの四季の土用があり、その期間は約18日。土用の期間中は動土、土工は大凶」だそうです。

いまいち、解りません。要は、なんなのでしょうか?

今から約2500年前、中国の春秋戦国時代に陰陽五行説という考え方が生まれました。これは、「木・火・土・金・水」の5元素をもってすれば全ての事象が説明できるとする考え方です。これに基づき、四季を考えると、春は芽吹きの季節で【木】、夏は暑いから【火】、秋は、みのりの季節で【金】、冬は寒いから【水】って感じになります。ほぼコジツケですが。。。

さて、ここで。【土】が余ってしまいました。これはマズイ。ということで、考えました。土は、作物を育てたりと変化を促す性質を持つと考えました。ですから季節が変化する、立春・立夏・立秋・立冬の前に“土を用いた”のです。これが、「土用」。

《5行の配分を考える》

1年のうちに5行がバランス良く配されなければなりません。そこで配分を考えます。まず、365日を5等分すると

365日/5行=73日

となります。故に、【土】の性質も73日間あるわけです。それを、4つの季節に分配するのですから、

73日/4季=18.25日

です。小数点以下を纏めると1日になりますので、一番変化の大きい、夏の土用に1日加えます。

最近では、そもそも土をいじる機会もありません。ですから、本来の意味で土用を意識することはないでしょう。

夏土用の丑の日がクローズアップされる本当の原因は、“夏の鰻は痩せていて美味しくない”からです。需要の落ちる夏場にウナギの販促キャンペーンをと考えられたのが「夏土用+鰻」なのです。

今年は、本当の鰻の旬、冬の土用の丑の日を意識してみるのもいいかもしれません。

2011年7月20日水曜日

気分転換。



先日、甲子温泉の大黒屋さんへ行ってきました。震災後のドタバタもまだ落ち着きませんが、
体もシンドいので家族で湯治です。阿武隈川の源流に張り付くように佇む秘湯。情緒たっぷりです。

数年前に、建て替えられたそうです。小学校の低学年の頃、子ども会の旅行で来た記憶がウッスラありますが、正直、もっとボロかった気がします。ゴメンナサイ。



県内一の大河、阿武隈川の源流を渡って大岩風呂へ。


岩盤から、2種類の温泉が湧き出しています。このお風呂の底から34℃くらいのお湯が、


この岩から43℃位のお湯が、それぞれお風呂に流れ込んでいます。


お料理も、山の幸がいっぱい。


イワナのコツ酒も戴きました。香ばしくて、まさに甘露。


震災以降、仮設住宅だの、民間賃貸住宅の借り上げだの、補修だ修繕だと、みんながバタバタしてました。一方、人心は乱れ、思わぬトラブルや在らぬ言いがかりにも翻弄される。そこに放射能騒ぎです。ホント、踏んだり蹴ったり、泣き面に蜂、弱り目に祟り目な4ヶ月でした。ほんの一泊でしたが、命の選択ができました。こんな騒ぎ、早く収まって欲しいなと思う、今日このごろです。